ADHDの診断を受けないという選択
ADHD未診断の人は結構いる
Twitterから引用させていただく。
あ、弟はたぶんADHD(未診断)
— Henri(アンリ)12/22ティプシー (@3Kinou) 2015年12月11日
ADHDのわたしにADHD(未診断)の娘の育児は重荷すぎる…。
— りりおっと波動 (@tantamko) 2015年8月11日
育児つらい。
https://twitter.com/1984ikura0000/status/437216271470301184ADHD未診断として。自分の特性を活かした仕事についてバリバリ働きたい。海外を飛び回りたい。自立したい。
— MU☆ (@MU0dream3312) 2014年10月29日
家の中に押し込められたら発狂しちゃうかもな。
因みに、ADHD (未診断)の娘と夫は片付けられません(-_-;)姑も…
— ちぃmama (@614White) 2012年11月14日
わたしの同級生にADHD(未診断?)な友がいるんだけど、いやそれおかしいやろ!的なことは言っても、それがADHD故だとわかったあとも、障害者だからかわいそうみたいな方向には行かなかったなぁ。夫のAS診断後もそう。ただ「違う」ってことがはっきりしただけやん って今でも思う。
— SOLA (@w_r_sola) 2011年8月5日
軽度で「グレー」の場合も
病院に行っても、軽度ではっきり「黒」とは言われないまでも、日常生活に困っているというパターンもあります。
https://twitter.com/a_flying_fish/status/728603233665458176
私の発達障害はかなり軽度らしく(ADHDグレーゾーン?)
— エリ子 (@shinju_1126) 2015年12月18日
ストラテラという薬を飲み続け、なんとか頑張れば一般就労で働けるレベルだそうです。
発達障害者(軽度)用の職業訓練のパンフレットを貰ってきましたが、どうするか考え中です…
私が通っているカウンセリングの先生は、ADHDの診断をつけることに積極的ではありません。
ADHDについて調べるたび、私は自分がADHDの特性にかなり当てはまると思いながら、本当にそうなのかどうか分からないことをずっと不安に感じていました。
実はADHDなんかではなく、ただ私がだらしないだけ、やる気がないだけなのではないか。
できないのは私の努力が足りないだけではないのか。
今でも不安に感じます。
病院できちんと診断を受ければ、このモヤモヤした気持ちに区切りがつくんじゃないかと思い、先生に聞いてみたことがあります。
結果、積極的にオススメはしないと言われました。
先生の話と私の考えを合わせて私なりに解釈するとこういうことです。
どうして私が病院でADHDの診断を受けないことにしたのか
主に6つの理由からです。
- 診断を受けカミングアウトしたからといって環境が改善するとは限らない
- 名前がつこうがつかまいが、今困っていることは変わらない
- 他人は変えられない。変えられるのは自分だけ
- ADHDは病気ではなく、脳の特性。治るものではないので、うまく付き合っていくための方法を考えるために時間を使う方がいい
- 薬には副作用がつきもの
- 診断にもそれなりのお金と時間がかかる
そして私は病院での診断を受けないという道を選びました。
私はADHD的な要素を存分に持っている
自覚だけでなく、第三者的に見てもそのようです。
日常生活でもいつもいつも困っています。
ADHDなのかどうかハッキリさせたくなることは今でもあります。
一方で、診断がついてしまうことが怖いと思う部分もあります。
自分を受け入れられていない今の私は、診断を受けると、できないことをADHDのせいにしてふてくされてしまうかもしれません。
自分の行動や選択の結果何か失敗したりハプニングが起こった時の言い訳にADHDを使いたくない。
薬を服用することで、衝動性が抑えられたり集中できるようになる、という話も聞きます。
薬をもらって症状が和らいで、自分も周りも過ごしやすくなる可能性があるなら、きちんと病院で診断を受けた方がいいという意見もあると思います。
ただ事実として、診断を受けたら、一生「発達障害」という言葉が自分について回ります。
ADHDだったら?
ADHDでなかったら?
どちらにしても今の状況を改善したいと思うし、私が私であることは変わりません。
人よりできないことや苦手なことが多いけど、それが私の特性。
今は診断はそれほど重要なことではないかなと思っています。
診断を受けている人、受けていない人それぞれをを批判するつもりは全くありません。
もし考えが変わったら。
診断はいつでも受けられます。
今は、
自分で自分を受け入れること
どうにもならない自分の特性とうまく付き合うこと
を目指して、自分に合った方法を探していきたいと思っています(^^)
ADHD、ADDについて一人でも多くの方に知ってもらえますように。
そして理解が深まりますように。